数学って面白いね
~「自己学習力」を高める数学授業のノウハウ~
◆TOSS中高数学セミナー2024春
会場参加とOnline(Zoom)参加のハイブリッド型セミナーです。
- 日 時:2024年1月28日(日)10:15~13:15(予定)
- 資料代:8,000円
- テーマ:数学って面白いね~「自己学習力」を高める数学授業のノウハウ~
- 講 師:井上好文氏、西野一葉氏、向山型数学事務局
- 申込先:https://forms.gle/LQ2szsH9PiEMHsNJ6
- 会 場:仙台市 小中企業活性化センター セミナールーム(1) & Online
- 参加者:会場参加40名程度(先着順)、Online(Zoom)
《内 容》講座(予定)
- 講座1: 奮闘中・向山型数学実践(加藤佑典氏)
- 講座2: 模擬授業演習(1) 中1、中2教材
- 講座3: 黎明期の向山型数学(西野一葉氏)
- 講座4: 模擬授業演習(2) 中3、高校
- 講座5: 今伝えたい、私の向山型数学実践(髙橋薫氏)
- 講座6: 総括講座 井上好文氏
◆講師プロフィール
- 井上好文:向山型数学授業研究会代表、『向山型数学授業』誌編集長、TOSS授業技量検定十段。TOSS授業アドバイザー。『向山型中学数学教え方事典』〔明治図書〕、『新「勉強のコツ」シリーズ 中学校の「数学」を超重要公式27で完全攻略』〔PHP研究所〕をはじめ著書多数。
◆数セミ2023秋・参加者の声
- 図形分野は何年指導しても上手くできたという実感がありません。井上先生がおっしゃっていたように、できない生徒が置いてきぼりになっていたのだと気づきました。仮定1つとっても、線を引かせるより、隣と話させたり指で押さえさせたりした方がハードルが低いことや、線を引かせるのではなく丸囲みさせる方が良いなど、随所に生徒への配慮が感じられました。それらを根気強く行うことで、生徒は図形が好きになり、「自己学習力」につながっていくのだとわかりました。また、たくさんの先生方の授業を見て、「数学って楽しい」と感じることができました。私も生徒に少しでも楽しいと思ってもらえるような授業をつくっていきたいです。(北海道 中学教師)
- 「授業を子どもと一緒に作る」地区の研究紀要でもよく目にする口当たりの良い言葉ですが、その意味するところは不明でした。しかし、井上先生の介入で、指名の方法・机間指導によるカバーなど、全員を参加させる上での工夫を拝見し、教育技術の裏にある思想に触れた気もしました。できない子を放っておかない、子どもの授業参画の原点を拝見いたしました。「補助図」という概念を、初めて知りました。江成先生のサイトでその有効性が、佳織先生の授業で使い方が理解できました。上下の図の対応が見事で、何気ない1コマに思えましたが、回転する図が1つだけだと思考の負担がかなり減ります。(大分県 中学教師)
- 図形指導に特化したセミナーということで、証明の模擬授業をたくさん見ることができたことがとても貴重でした。 昨年から授業では口頭で隣どうし説明をさせてから証明をかかせるようにしました。すると、生徒のペンの進み具合が全く違い、ほとんどの生徒が証明をかいていました。今回は、その証明の授業の中でも微細な技術をたくさん教えていただけました。特に印象に残ったことが、井上先生の解説で何度も出てきた言葉「クラスのみんなで授業を作っていく」ということでした。授業の進め方をどうするのかも、もちろん大事だのですが、生徒とコミュニケーションをとって楽しく進めていくことの大切さを再度確認することができました。また、模擬授業の中では、江成先生のチェバの定理の証明がものすごく分かりやすく印象に残りました。面積を使ったあの証明が完成するまでの労力や努力を思うと、本当に頭が下がります。私ももっともっと1つの教材に対してこだわった教材研究をしなければという思いになりました。他にも模擬授業された先生方の資料や授業、どれも大変勉強になりました。どの先生方からも数学の授業に対する熱い気持ちを感じました。私も努力を続けていたいと思います。(山形県 中学教師)
◆連絡・お問い合せ先
- 向山型数学授業研究会
事務局 contact@toss-jhs.net